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コムデギャルソンとは
COMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)、通称ギャルソンは川久保玲(1942年東京生まれ)というファッションデザイナーが1969年に始めたドメスティックブランドです。
コム・デ・ギャルソンという名前はフランス語の「少年のように」が語源になっており、黒が基調のダボっとしたようなボディラインが特徴とされています。
当初はレディースのみの展開でしたが、1978年にメンズラインである「COMME des GARÇONS HOMME(コム デ ギャルソン・オム)」が始まりました。早くもその三年後にはパリコレにて初の海外デビューを果たし、今までエレガントが主流だったパリコレに”黒=モード”という概念を生み出したことで業界に激震を走らせました。
コムデギャルソンの香水が人気な理由
コムデギャルソンの香水シリーズのはじまりは1994年。パリに設立した「COMME des GARÇONS PARFUM S.A.S.」にて香水の製造と販売が開始されました。メンズ向けの香水は2000年からと、遅れてのスタートでした。
形がかわいい
コムデギャルソンの香水の一番の特徴はその形にあります。ほとんどのフレグランス容器の底の形が丸びを帯びており、立たない仕様となっています。
お香のような自然の香り
柑橘系やフローラルなど、日本人のデザイナーということもあり、日本人に親しみやすいお香のような香りが魅力です。
香水コレクション
それでは実際にどのような香水が展開されているのかを香り別にご紹介致します。
植物の香り
Comme des Garcons Floriental /コムデギャルソン フロリエンタル
テーマはバーチャルな香り
シトラスの香りがベースの華やかなフレグランス。ピンク色のコショウが混合されている一品。
COMME des GARCONS 2 MAN /コムデギャルソン 2マン
皮革の香り立ち
ナツメグやサフランの花を使用しているため、植物のお香のような香りが特徴。パッケージには2 MANのロゴがプリントされています。
Comme des Garcons Amazingreen /コムデギャルソン アメイジングリーン
自然がテーマのグリーン
火薬のような煙と、みずみずしい草の香りが合わさった香りのフレグランス。自然を彷彿させるような芳醇な香り立ちです。
Comme des Garcons White /コムデギャルソン ホワイト
繊細な白花
ざくろとシナモンが合わさった甘い香りのフレグランス。日本未発売の商品ですが、ネット上などで購入が可能です。
スパイシーな香り
Comme des Garcons eau de parfum /コムデギャルソン オードパルファム
自己を表現するフレグランス
性別を問わず愛用されている、コムデギャルソンで初めて発売された香水。刺激的な香りの中にもローズの甘い香りがかすかに残るのが特徴です。
Black Comme des Garcons /ブラック コムデギャルソン
黒の中に隠された中毒性
Black Comme des Garconsから初めてのフレグランスとして発売。黒コショウのスパイシーな香り立ちからはじまり、革を加えたような深みのある香りがつづきます。